実家に帰るゾ
帰省した。もちろん自転車で。
自分の住んでるアパートから実家付近の駅まで。自分はシクロクロスを乗るようになってから100kmは何度か走っているが200kmは一度もない。やっぱり体験するべきだろう。ということで挑戦してみた。
午前3時半。コンビニで朝飯を食べて出発。夏だから3時半でも明るいだろうと思っていたが天気が悪いからか辺りはだいぶ暗い。それなのに車が多い。少し考えると今日は祝日ということに気づく。大学生の夏休みに日付、曜日感覚なんてものはないのだから仕方ない。
前回のさわやかライドでの反省を踏まえて、最初から無理をしないように気をつける。まぁ暗いし雨も降ってるから路面状況も把握しにくいのもあるが。
前半で通る道はほとんど知っている道。しかも車も多いから面白みは少ない。
午前6時。あたりも少しずつ明るくなって走りやすくなっている。
小雨と言えどもずっと降ってるため、ほとんど暑くならないのはありがたい。とりあえず橋本駅付近で雨宿り&補給。体力的には余裕。機材は泥のせいで汚くなっていく。汚れることに躊躇はない。走り終わった後に拭けばいいだけのこと。
登り基調になっていく。登りたくないなぁ。
目標は12時までに山梨市街に出ること。それでも体力には十分注意して進んで行く。大月までは1度走ったことがあったため、どのあたりで下り坂が現れるかを思い出しながら走る。そんなこんなで1時間半で相模湖についた。
(ん~、濁ってる。このまえはもっときれいだったと思ったけどな。)
遅すぎず、速すぎいいペースで着いた。ただ右ひざに痛みを感じる。この痛みはロングライドするとき、たまに生じる。普通ならこの痛みをなくすためにクリート位置などを調整してから走り始めるものだがそれを普段からしていない。こういうところで普段のメンテナンス等が効いてくる。自業自得。
しばらく走っていると猿橋なるものを見つける。この前走った時は完全に無視していたためちょっと立ち寄ってみる
ちょっとした観光地っぽくなっていたがほとんど人が少ないように感じた。多分まだ朝の時間だからだろう。午前4時ころに出発していると午前8時だもう昼のような感覚になるから不思議。けれどもこの感覚は嫌いじゃない。非日常な雰囲気が「あぁ~、特別なことやってるな~」って思う。これを毎日やってるとそう感じなくなるだろうから、時々味わうくらいがちょうどいい。
ちなみに2017年現在では新猿橋が別にできており、国道20号はそちらを通る。こっちの猿橋は少し奥に入ったことろにある。バイシクルラックもあったのでローディーはぜひ立ち寄ってみるといいかも。
観光もそこそこにして走る。大月を超えると登りが多くなるためか補給の回数は増えていく。スマホのナビアプリを使いながらどこのコンビニがあるか確認し、どのあたりで補給をするかを検討する。1人のロングライドだとこれが効率がいいように思う。これが案外重要でコンビニがない区間もちらほらあるから注意。
国道だからだってコンビニがそうそうある訳ではない。なめちゃいかんな。
ひざの痛みは引きもしないが、増す様子もないなぁと思っていると笹子峠入り口に到着。今回のロングライドの山場。
この峠は計画時に通るか結構迷った。なぜならこの峠を通らずに奥に見える道を進み笹子トンネルを抜けることで山梨市街に入ることは可能だからだ。それをしなかったのは、調べるうちにこのトンネルは自転車が通れるほどの道幅を有していないから。
自分が迷った理由はもう1つある。先に書いたように登りは大の苦手だ。できることなら登り坂は走りたくない。ただとある有名ブロガーが登りがあると下りがある。そこは漕がなくてすむから結果的に走っている距離は短くなる的なことを書いていた。なるほどそんなこともあるのかと思い、軽い気持ちで峠を選んだ。
峠に踏み入ると一気にひと気がなくなる。トンネルが出来てからは完全に旧道になっているらしく車2台とラジオを聴きながら降りてくるおっさんしかすれ違わなかった。もしかしたらこのまま訳の分かんない所に行ってしまうのではないか。不安に襲われる。こ、怖くなんかないもん。。。
登っているときはつらかった。脚を1回つる。無理をしないで停車し少し休む。
(もっと綺麗に撮れよ。)
ここが頂上。このトンネル内に電灯は全くない。やっぱり怖い。この中を走ると自分の声や自転車の走る音がすごい反響する。(コナミ)
できれば通りたくないな。
山梨市街までずっと下りが続く。何もせずとも自転車が勝手に進んでいく。ところどころに路面に苔が生えている。こういうところは絶対に滑るので慎重に。ふと携帯を取り出すと圏外表記。もちろんデータ通信もつながっている様子はない。峠ってこんなところばっかりなのか。
こんな沢なんかもあって涼しかった。というより若干寒かった。
再び国道20号に戻るとなんだか暑い。
なんと青い空が見えているではないか。下っていくたびにじりじりと気温が上がっていくのが分かる。ここまではずっと曇っていたから走れたと思っていたために先が思いやられる。
市街に入り少し走っていると案内標識に石和温泉駅の文字が見える。そこには足湯があることを思い出し、いままでの足の疲れをほぐそうと思い寄り道。気温が高いからか入っている人は少ない。お湯の温度は結構熱かった。10分ほど入っているだけで足が赤くなってしまったが気持ちよかった。
こんなおしゃれ風な市役所を横目に甲府市内をかけていく。
やっぱり気温が高い。ボトルの水はぐんぐん減っていく。コンビニによるなり氷と多めの水を補給。冷たい水が体にしみる。
山梨市街を抜ける。ボトルの水が少なくなっているが、国道ならどこでもコンビニがあるだろうと踏んでいた。もちろんスマホをみてコンビニがあることを確認している。近くにあるコンビニを過ぎ、少しして気づく。
あ、距離の確認を忘れていた。なにやってんだか。
日は照っている。時計を見ると午後2時。一番暑い時間。
まずい水分が足りない。
必死に漕いでるとハッピードリンクショップを見つける。
自動販売機で初めてハッピーになった。
山梨を抜けたあとの国道20号にはサイクリストが多い。ペースがまったく違うからかついていくいくことは出来ない。ちらっと見ると、40~50代くらいのおっさんなのに脚に浮かぶ筋肉は若者と変わらない。いや、それよりも多いのかも。すごいな~と見とれていた。(機材もすごかった。)
またここから富士見町まで800mほど登る。登ってる最中に小雨が降ってくる。あ~涼しい。雨に濡れるサイクリングも嫌じゃない。
ようやく長野県突入。あと少し。スマホを見るとそろそろ下りが始まるように見える。
ゴールまでずっと下りだ。ぃやっったーー!
下っている間、泣きそうになる。理由は分からないが恐らく達成感によるものだろう。
茅野駅。じつはここに来たのは初めてで結構迷った。
レザインのサイコンによると186km、13:41でゴールできたらしい。200km超えとはならなかったが甲府であきらめずに走れてよかった。ミラーレス一眼を持っていったくせに写真が綺麗に撮れなかったことが悔やまれる。
そういえば山梨にフルーツラインというもの看板で見た。どんな道かは知らないが今度行ってみたい。
さわやかのげんこつハンバーグが食べたくて。。。
どーも、シロです。
6月最後の木曜日に唐突に決まったサイクリング。それは...さわやかサイクリング 名前の通り、静岡県のファミレスさわやかに行き、美味しいと有名なげんこつハンバーグを食べに行くこと。
決まったからにはすぐ実行。7月2日、日曜日に決行した。
6時50分起床。約50分の寝坊。急いで出動。遅刻はまずいので、いつもより多めに回す。面白いことに朝ごはんは食べてないので圧倒的にエネルギー不足のはずなのに、脚は面白いくらいに動く。このままどこまでもいけるじゃないかとも錯覚するレベル。
結果20分遅れで集合場所長津田駅に到着。当然だが一緒に行く友人に謝罪。その後コンビニで朝食をすまし出発。
荷物は輪行グッズ、パンク修理等の道具、上着、モバイルバッテリー。写真も綺麗なものが撮りたいと思いミラーレス一眼、ソニーα55を持って行く。今回のサイクリングは往復160kmほど。しかも日帰り。明らかに荷物が多すぎる。荷物が増えると、当然加速するために力が必要になる。力学的運動方程式。どんな人間もこれには逆らえない。荷物はもっと吟味する必要あり。
第1休憩ポイントの秦野のコンビニまで40km。さわやかまでの約半分。国道246号線に沿って街の中を走っていく。車通りは多いが、道は広いし、平坦。しかも自分含め3人の列の真ん中に入ってるためか、すごく走りやすかった。それゆえ、普段1人でサイクリングする時より、ペースは速い。それでも調子に乗って脚を回していく。(この時点では後悔するとは思っていなかった。)
街を抜け、坂を登った先には富士山が見える。いつ見ても富士山は美しい。秦野市が近づくにつれて、頻繁に同業者を見る。「ロードバイクと秦野市の関係は」と聞けば80%以上(当社調べ?)はヤビツ峠と答えるだろう。ちなみに自分は行ったことない。峠なんか登るかよ
休憩する我らがセブンイレブン(いい気分)に着いた。30分ほど補給して再出発。ここまで約半分。これは余裕で行けるなと感じていた。そう、ここまでは...
ここから6kmほどの下り。これは帰りがめんどくさいなと思っていたが、目的地はさわやか。帰りのことは食ったあとに考える。ここで県道72号線から国道246号線に入りやすそうな道を探していると、友人の一人がトトロが出そうな所を見つけたらしい。行ってみると確かに幻想的だ。
トンネル内は真っ暗。電灯がある感じも全くない。車も通れるか怪しいくらい出口も狭い。このトンネルはいつ使われてるのか不思議だった。
このトンネルで一人一人自分の自転車を撮影後、再び国道246号線に入る道を探す。すると今度はおいなりさんのテイクアウト「KROKA720」なるものを発見。補給してからほとんど走っていなかったが、食べてみるとおいしい。店主の方とその奥さん(?)と少しばかりお話。こうやって地元の方とお話する機会は一人で走っていると少ないからか、楽しかった。
再出発。この時点でもう12時を過ぎていたと思う。この日は最高気温が30℃超え。走っている間はいいが、止まるとすごく熱い。この辺りから自分にとっては地獄の始まりだった。この先、24km登り続ける。斜度は大したことは無いが、ここまでの平地で普段よりも回したこと、補給を十二分に取らなかったことをものすごく後悔していた。簡単に言うと甘く見ていた。距離、最大標高差のような数字のみを見て大したことがない、自分のようなアマちゃんでも行けると過信していた。だが後悔していても仕方ない。自転車は脚と止めない限り目的地には到着する。その事実だけを頼りに回した。途中にコンビニを見つけたので休憩&補給。何とか登り切った。
登り切ったところには美しい田園風景が広がっていた。御殿場はすぐそこだが、今まで想像していた街の雰囲気とは大きく異なっていた。
ここまでくればあと少し。この田園風景を楽しみながらのんびり漕ぐ。友人がグーグルマップ片手に迷いながらもルートを教えてくれたおかげで、目的地さわやか御殿場インター店到着。
目的地ではあるが、目的はげんこつハンバーグを食すこと。ここでちょっとしたハプニング。この日は日曜日。しかも結構混むと思われる御殿場。そう、待ち時間なんと2時間以上。到着時間は14時過ぎ。そこから2時間となれば、ハンバーグにありつけるのは16時過ぎ。ここで悩むのは帰りはどうするかだ。当初の予定ならば、自走で帰るはずだったが、ハンバーグを食べたあとに自走するとなると夜間走行は免れない。ほとんど知らない道でそれは怖い。となると輪行するという選択肢が出てくる。とりあえず食べてから考えることに。
店内はいい匂いで充満していた。正直な話、食べてみるまで半信半疑だった。しかし一口入れただけでその疑いも晴れた。ものすごくおいしかったからか、すぐに食べ終わってしまい名残惜しくもあった。なお写真はいち早く食べたかったためにしっかり撮れていない。(飯テロにはなってないから許して)
さて帰りのお話の続き。と言うものの次の日も学校なので、素直に御殿場駅から横浜駅まで輪行。そこから自宅まで自走し、今回のサイクリングは終わった。
今回のサイクリングでは、いかに自分の体力などを考えながら走ることが重要か思い知った。ただ、体力の限界(平地40kmを30km/h前後)を知る上では良い経験になった。今回のサイクリングでの反省点は、荷物の吟味と体力の使い方。今後の課題は自分的に体力をなるべく使わない坂の上り方。次のサイクリングではこの辺を踏まえて準備したい。
また涼しくなってきたら、リベンジする。
今回の友人のブログ
初めてみました、趣味日記?
どーも、シロです
最近、ブログを書いている友人が出来ましてそれに触発され書き初めてみました。
ブログを書いていくうえで大きな目的としては
- 自分がやってきたことを残していきたい
自分も大学生になり、いろいろな場所へ行き、様々なことを体験しているなかでTwitterだけだとどうしても残らないと言うか、自分が何をやってどんなことを思ったのかを忘れてしまうことがあったので、ブログを使って日記をつけるっていうことです。まぁ完全に趣味日記ですが。。。
こんなことを目標につらつらと書いていこうと思います。
書いているうちに文章力とか、タイピングが早くなったりすればいいなぁ~
目的は日記と言ったものの、これから書いていくものはあくまでもブログ。他人に読んでもらえるなら、それだけの時間を割いてもらってる訳です。自己満足するだけのものにならないように精進いたします。
ちなみに、趣味は自転車、車、スキーとかとか
こんなこと関連を書いていくはず。ヨロシクです。